いのうえmeetsシェイクスピア「リチャード3世」
赤坂ACTシアター

作:ウィリアム・シェイクスピア

演出:いのうえひでのり

出演:古田新太 安田成美 榎本孝明 大森博史 三田和代 銀粉蝶
   久世星佳 ほか


あらすじは説明できません(汗)
人間関係が複雑な上、同じ名前の登場人数が何人も~~。
気になる人は原作読んでみてください(投げやり・苦笑)

面白かった・・・けども、ちょっと不完全燃焼気味?

徹底的な悪者リチャード3世[古田新太]
あ~~~残念!!狂気が足りなかったよーーー。
やっぱ3枚目キャラのイメージが強いからかなぁ。強いからだなぁ。
もっともっともっと、悪者になって欲しかった。
凄みを見たかった。狂気を、恐ろしさを、極悪人を見たかった。


その妻となり利用されるアン[安田成美]は、あぁ映像出身の人なんだなってかんじ。
初舞台・・・ではないだろうけど(わかりませんが)
台詞回しが硬いよ~~。
今日は千秋楽の前日なのに!?
シェイクスピアはさすが長台詞。
その台詞に気持ちが追いついていなく、言葉に気持ちを乗せるとこまでいってないかんじ。

でも見た目は際立って美人!!でしたよ~~。


それに比べて・・・
マーガレット[銀粉蝶]、エリザベス[久世星佳]の素晴らしいこと素晴らしいこと!!

特に銀さん!か、完璧です~~~~。
名前聞いてピンと来る人、少ないと思うけど、たぶん皆見たことあるはず。
http://talent.yahoo.co.jp/talent/7/w93-1034.html

リチャードに夫と息子を殺され、敵方の彼らに呪いの言葉を吐きまくるマーガレット。
銀さん・・・演技力に脱帽。
存在感も台詞回しも演技も完璧☆
ぐわっと惹きつけられた。。。
あんなに素晴らしい女優さんがいるんだね。

それと、敵方でありながら王の後妻となり王妃になったエリザベス。
久世さんもさすが舞台メインで活動してるだけあるわ~~。
この人の演技を見られて良かったなってつくづく思う。


舞台全体として面白かったんだけど、最初と最後に音楽を大音量ってどうなんだろ。
ありきたりじゃないかなーって思った。


うーーーーーん、五右衛門ロックが最高過ぎたからか・・・。
期待が高すぎたんだろうなー。

それにしても、一幕2時間・休憩20分・二幕1時間って・・・
ちょっと長過ぎですから(汗)


蜷川さんもシェイクスピアシリーズやってるけど、そっちもこんなに長時間なのかな!?

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